宇都宮市の地域活性を考える「愛・うつのみや」 代表 キンちゃん 佐々木均の政策

宇都宮市 地域活性 「愛・うつのみや」 代表 「佐々木均 (宮コンの父)」公式Webサイト

「 三つ子の魂にウソを教えた結果… 」      佐々木 均


 私は、飲食店仲間とのちょっとした会話から始まった「宮コン」という出会いイベン
 トをもう12年以上続けています。「宮コン」は俗にいう「街コン」というヤツの元祖
 でもあります。結果、普通にバーを経営しているだけでは感じなかったのであろう不
 可思議な「若者気質」にたくさん出会いました。まあ、不可思議と言っても「私が若
 かった頃では考えられない…」といった程度の事ではありますが…。なにしろ彼らは
 圧倒的に遠慮がちで臆病なのです。それも他の人に対して極端過ぎるぐらいにです。
 考えてみてください彼らの参加しているのは「出会いイベント」なのですよ。目的
 は、はっきりしています。もちろん相手が参加しているのも「出会いイベント」です。
 行うべきことはくっきりとわかります。しかし、彼らはそこがそうは行きません。
 例えば、先に男性2人が座っているところに、女性2人が入ってきて隣の誰も座っ
 ていないテーブルに座りました。そんな時、どうするべきでしょうか?そうです。
 隣のテーブルに移動するべきです。何度も言いますが「出会いイベント」なのですから
 …「こちらご一緒してもよろしいですか?」などと言いながら同席するべきです。
 私だって照れや恥ずかしさは人並みにあります。だからスマートにスッと行けなかった
 からといって不可思議とまでは思いません。そうであろうからこそ、私が笑顔で隣の
 女性達にわざと聞こえるように「こういう場合は、男性が席を移るべきだよ~。」と
 水を向けたにも関わらず男性2人は、下を向き蚊の鳴くような声で「まだ無理で
 す。」との返事です。「えっ??」絶句しました。ほどなく、それぞれの目の前に異
 性が座り、楽しそうに会話していました。また、別の時に店内に空席のない状態で、
 カウンターに男性2人が立っていました。そこに女性2名が来店しましたが、やはり席
 は無くカウンターで立ち飲みしています。さて、問題です。そんな時、どうするべき
 でしょうか?そうです。声をかけるべきです。「こんにちは。混んでいますね。
 とりあえず乾杯!」といった具合でしょうか。もちろん、おせっかいの主催者である私
 は、男性陣の耳元で「立っていても声をかけていいんだよ。なんなら取り持とうか?」
 ここまで言ったにもかかわらず…返事は「む、無理です。いいです。」でした。
 『好みじゃないのかな?結構かわいいけどな~』とも思いましたが…無理強いは
 出来ませんから、そのまま5分。すると男女同時に席を立つテーブルがあり、前出の
 それぞれの男女をそのテーブルに御案内しました。目の前に座って男性が発した第一
 声は「こんにちは、はじめまして、乾杯!」です。えっ!はじめまして??5分前か
 ら目の前にいましたけど…その後4人はとても楽しそうに盛り上がって話をしていました。
 目の前に座ってくれないと話せない。話しかけられない。なぜなのだろうと思いました。
 そしてひとつの考えに行着きました。この根本的な要因は幼児教育にあるのでは
 なかろうかと…我々の頃と違い、現代の若者は「知らない大人と口を聞いてはダメ。」
 という教育を受けています。それ自体は仕方のないことでしょう。一部の犯罪
 に対する的確な対処の方法が無いからです。問題は、そのまま大人になってしまうことです。
 どの教育課程でも「本来、人間は社会を形成する動物で、他人と情報伝達を
 しなければならない。幼児期に教えられたことは、子供を守るための行為だが間違い
 である。」という事実を告げられてはいないのです。もちろん観念的には社会性が
 必要などと分かっていても本当の意味では身についていないのです。つまり、自分が
 30才になったとしても目の前にいる「知らない大人」は会話などしなくていい存在で、
 知らない人に声をかける行為は常識はずれの「おかしな行為」なのです。
 そして、その結果は出会いの減少を産み、現代社会の大問題ともいえる「未婚化」
 「晩婚化」そして「少子化」に繋がっているように思えます。これを正す方法はあります。
 難しいのは時期です。いつから子供は自分で判断して生きていかなければならないの
 でしょうか?個人差もありますが、概ね17才~18才ぐらいなのではないでしょう
 か。社会に出る。一人暮らしをする。選挙権を持たされる。その前には、この幼児期
 の呪縛を解いてあげるべきです。つまり、高校2年生になったら今までの教えが君た
 ちを守るためのウソだったことを告げ、それを補完するための実習を行うのです。全
 国の高校2年生は郊外に出て「知らない大人」に声をかけアンケート調査などをして
 もらう活動をするのです。それで解決ではないでしょうが、ひとつの明確なメッセー
 ジを送ることは出来ます。また、声をかけられた若年層の「知らない大人」の方々に
 もメッセージは届くし、いいリハビリになります。その上でこの高校生が一生懸命行
 うアンケート調査も、きっと社会の役に立つはずです。これで私の大好きな「三方良し」と
 なりました。この案、いかがでしょうか。